2006年03月18日

クラブW杯開催国枠却下

FIFA理事会クラブW杯開催国枠却下へ - nikkansportscom
 12月に日本で開催されるクラブW杯(世界クラブ選手権)で、今季のJ1優勝クラブに与えられる予定だった開催国枠が認められない可能性が高くなった。17日にチューリヒで行われたFIFA理事会で、2月に行われた大会組織委員会で承認した開催国枠について討議。「世界一を決める大会に大陸王者になっていないチームが出て勝った場合は問題になる」と異議申し立てがあり、組織委へ差し戻されることになった。FIFA理事で会議に出席した日本協会の小倉副会長は「Jの優勝クラブが出場するのは難しいと判断した方がいい」とコメント。6月の理事会で再度、討議する予定だがJ1優勝チームの出場は極めて厳しい状況になった。

これには、たぶん幻の第一回大会のことが理由になっていると思われます。
スポーツナビ|サッカー|トヨタカップジャパン2005|幻の第1回世界クラブ選手権
--以下抜粋--
 ただ上記した8チームのうち1チームだけ世界、あるいは各大陸のチャンピオンという称号を持たない、特殊な条件のもとで参加したクラブがあった。そのチームはコリンチャンスである。リオ・デ・ジャネイロ市のマラカナンと、サンパウロ市のモルンビーというブラジルが誇る2つの巨大スタジアムで行われたこの大会。実はこの2会場での開催が、ブラジル人の国民性と重なってひとつの問題を発生させ、それを解決させるためにコリンチャンスの参加が決定したのだった。
 ブラジルにおいてサッカークラブというものは、極めて地域社会と密接な関係にあるため、ブラジル人は日本などのアジアのサッカーファンとは違い、地元以外のチームに声援を送るようなことをまずしない。スター選手をそろえたヨーロッパの強豪クラブといえども興味を持つことはあまりないし、海外のチームだけを観戦するためにわざわざスタジアムへ足を運んだりもしないのだ。さらに同じブラジル人でもパウリスタ(サンパウロっ子)はリオ・デ・ジャネイロ州のクラブを絶対に応援しないし、その反対にカリオカ(リオっ子)が、サンパウロ州のチームに声援を送ることもまずあり得ない。他のサッカー先進国の人々と同様に、ブラジル人には他州や他市のチーム、さらに海外のチームに関心を持ち声援を送る思考がないのである。
 それ故にリオ・デ・ジャネイロ市ではコパ・リベルタドーレス優勝チームとして、ここを本拠地とするバスコ・ダ・ガマの出場が決定していたため問題はなかったが、サンパウロ市で多くの観客を動員し、大会を活性化させるためには地元チームの出場が、是が非でも必要だったのだ。そうした主催者側の思惑と配慮によって、ワールドチャンピオンや各大陸の王者という称号を持たない、98年のブラジル全国選手権優勝チームであるコリンチャンスに出場の機会が与えられたのだった。

--中略--

 こうして各大陸の王者が集結して行われた世界クラブ選手権は、世界あるいは大陸チャンピオンの称号を持たない特別枠で参加したクラブの優勝で幕を閉じたのだった。コリンチアーノは、同州のライバルであり、コパ・リベルタドーレスを獲得しているパルメイラスとサンパウロFCに対して「南米チャンピオンにはなっていないが、世界チャンピオンにはなった」と冗談交じりに豪語することになる。

--後略--



この第1回世界クラブ選手権が行われたのは2000年です。
チャンピオンであるが故の過密日程、特に世界のサッカーカレンダーで見れば12月は決してオフという訳でないので、逆に日程に余裕があり地元の後押しがある開催国枠クラブが活躍する可能性も出てくるわけです。


個人的には日本のチームも見てみたいですが、AFCをとって見ても国内ではさほど話題に上らないことを踏まえても、3回目以降開催国が決定していない(日本ではない)事実を考えてみても、開催国枠は不要だと思います。

興行的に採算が取れないことは十分に考えられます。
個を応援するのではなく、良いプレーに良い試合に声援を送れる文化がないと難しいと思います。

欧州チャンピオンズリーグを見ても決勝の地に地元クラブが進むことは少ないですが、その最高の試合を見に観客はやってきます。

新しいトヨタカップを見たときに、ベストでないコンディションであったり、遠隔地からの移動であったりとベストパフォーマンスを見ることが出来ませんでした。

この世界クラブ選手権が世界一というステータスが与えられるだけの名誉ある大会にならないならば、たった一回で終わった旧世界クラブ選手権と同様の結末を送る可能性は高いです。


世界クラブ選手権を頂点として、各大陸の選手権があり、各国のリーグがあり、日程などの問題をクリアしていく作業が必要ではないでしょうか。

選手の移籍も含めてボーダレスになっているなかで日本の3月開催は早い段階で修正する時期に来ているのではないでしょうか。



世界クラブ選手権が文字通りクラブW杯と呼ばれるにふさわしい大会になり、選手もクラブの優勝することが栄誉に思えるようになれば各国のリーグにおいてもリーグ優勝の更に先を目指してサッカー界が活性化するのではないでしょうか。


話は戻りますが、大陸王者でないクラブが活躍するのは、そういう意味でも大会の趣旨に反しますよね?
posted by さつま at 13:13| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカーその他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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